日曜日夕方から襲ってくる憂鬱。
月曜日の朝の絶望。月曜日を乗り越えたと思ったらやってくる火曜。やっと折り返しの水曜日木曜日。安息の金曜日とおもったら、土曜日の休日出社。
例の発注、数字ミスしてないか?客先への伝言忘れたかも。あれ提出してなかった。。汗
なんだかんだで、モヤモヤする日曜日の午前。
何が何でも、どうしても会社に行きたくないって時ありませんか?
今まさに、明日の朝を想像して、絶望に浸っているかもしれませんね(^^;そこで、今回はこの感情との付き合い方を解説してきたいと思います。
残念ながら、この記事は「会社を休むための上手いウソ!」みたいな内容ではありません笑
いま、あなたは、会社にどうしても行きたくない、どうにかして休む方法はないかと思案している頃だと思います。
ですが、あなたの中では、「会社休めないなぁ」という諦めが、すでにあるはずです。
ですので、今回はどうしても会社に行かなければならないあなたに、今のその気持ちをスッと取り除いて、少しでも前向きに出社できるようにお手伝いが出来ればと思います。
参考にしてみてください。
会社にどうしても行きたくない気持ちを変えるための流れ
まずは、どうして会社に行きたくないのか、その原因について考えてみましょう。
合理的に考えると、理解するために脳を使うことで感情が抑制されます。嫌な感情から一時的にバイバイしましょう。
さらに、どうして会社に行きたくなくなっているのかを合理的に考えて、一時的なものであればそれを解消するための方法を試してみてください。
一方で、これが、慢性的、長期的な症状なのであれば、原因となっているものを根本から変える必要がある人もいます。
両方の側面からアドバイスしていきますね。では、さっそく始めていきましょう。
まずは原因とその対処法を考える前に、「会社にどうしても行きたくない」朝が、なぜとても苦しいのかを認識してみましょうね。
自分を少しだけ客観的に見つめることができるので、その気持ちがどのような苦しみなのかが明らかになるかもしれません。
【なぜ?】「行かなくてもいいかも」選択肢が浮かんだ瞬間に会社に行きたくなくなる。
どうしても会社に行きたくないという感情に陥っている状況は、「今日これから行きたくない、または明日、出勤したくない」という状態かと思います。
いくか行かないかで悩んでいる、葛藤しているということは、あなた自身が持っている、会社に対する認知があるはずです。
会社を休むかどうかで悩んでいるということは、反対に、
「会社はやすんではいけないもの」
という意識が働いているからこそ、辛いんですよね。
そして、今日も悩んだ末に結論はきっと「はぁ、いくかぁ」となりますよね(^^;)頑張りすぎないようにしてください。
この葛藤が、苦しい人ほど、社会的で、責任を持っている人物である場合が多いです。
しかし、しっかりした方だからこそ、「行かない選択肢があるかもしれない」と考えてしまうと、本気葛藤して、頭を抱えてしまいます。
だって、そもそも「会社にいかない」選択肢を用意していないんですから(笑)
そして、全力で休む理由を考えて、考えて、考えても、でも「やっぱり行かなきゃだよな」と半分あきらめてご自分を納得させることになります。
ただ、それでも嫌な感情は残るので、実際に出社するまで、なんだか嫌な気持ちでモヤモヤしてしまい苦しい思いをするというわけです。
ところが、実際に出社して、いつも通り仕事をしていると、意外にもなんてことは無かったりするんですよね。
だから、のど元過ぎれば熱さ忘れるではないですが、何度も何度も同じことを繰り返してしまいます。
しかし、気づかないだけで、じわじわと消耗していくことになります。繰り返すたびにどんどん辛くなっている野かなと思います。
この繰り返しで本当につかれきってしまい、どうしても会社に行けないということになってしまうかのうせいがあります。そうなる前に、あなたの「会社に行きたくない原因」にメスを入れていきましょう。
今、『会社にどうしても行きたくない』という感情になっているのはなぜ?一時的な原因と慢性的な原因から考えよう
あなたの「会社に行きたくない問題」に対処、解決するためには、その原因が一時的なものなのかそうでないのかを考える必要があります。
あなたが、『会社にどうしても行きたくない』という感情にさいなまれているのは何故なのか、現在のあなたの状態から考えてみましょう。
会社に行きたくないと一言にいっても理由はさまざまですね。
会社にどうしてもいきたくないんだ!という口コミを見てみると様々な理由が伺えます。
- 体調が悪い
- 仕事でミスをしてしまった翌日、または数日後
- 最近上司との関係に悩み始めている
- 私生活でやりたいことがある
- そもそも仕事が自分に合っていない
- 周りの人とどうしてもうまく付き合えない
- お局に自分だけいびられている
- 軽い対人恐怖症
- 後輩になめられてる
- 見込残業がウザイ
- 雨が降ってる
- なんとなく
あなたの仲間はたくさんいますよ(笑)
いくつか、あなたにも当てはまるものがあるのではないでしょうか?
では、先ほどもお伝えしたように、原因を分類してみましょう。
会社に行きたくなる原因はさまざまですが、これらは、以下の2つのパターンに大別できます。
感情を、
・一時的に支配している原因
・慢性的に支配している原因
一時的な感情なのか、日ごろからそうなってしまっているかという違いですね。それぞれで対処法が違いますから、自分に合う方を確認してみてください。
一時的な原因で「会社に行きたくない」と考えている人
上記の例のから考えると
・体調が悪い
・仕事でミスをしてしまった翌日、または数日後
・雨が降っている(笑)
・なんとなく
などです。
これらは、一時的な感情を誘発する原因と言えますね。
一時的な「会社に行きたくない」という気持ちに整理を付ける方法
一時的な会社に行きたくないという感情であれば、意外とどうにかなるかと思いますよ。いくつか方法を見ていきましょう。
速攻性を求めるなら、お金を使う
もう、今すぐに、この会社に行きたくない感情をどうにかしたい人は、 朝からお金を使ってやりましょう。
今日ばかりは、自分を奮い立たせて、自宅を出てきた自分を褒めてやりましょう。
もしくは、自分を褒めるために自宅をでて普段は買わないような雑誌や、食事、その他金を使えそうな場所にすぐに向かってください。
もしくは、Amazon楽天で物欲を満たしてみてください。
意外なほどに、スッと心が落ち着きます。
速攻性を求めていないのであれば、次を確認してみましょう。
ちなみにですが、私の場合は松屋で朝定食のエッグダブルを食べつつ、スマホでAmazonを物色していると、徐々に落ち着いてきます(笑)
気分転換をする
非常に普通の内容ですが、娯楽が好きな人なら効果大です。一時的な気持ちであれば、比較的容易に改善できるかと思います。
- 飲みに行く
- テレビを見る
- テレビを見る
- 映画やドラマを借りてくる
- Amazonプライムや、HULUなどストリーミングに入り浸る
- 整体やマッサージに行く
- 散歩をする
- 運動をする
- 買い物をする
などなど、一般的に“気分転換”をすると、いつの間にか嫌なことを忘れていることがあります。ま、あたりまえですが。
そもそも、会社に行きたくないなどの否や感情の原因は脳内物質の放出と関係があります。
ですから、幸福度の高くなるような行動をとることで、幸福度の高い時に放出される脳内物質を増やし、リラックスできます。
だから、負の感情を排除して切り替えることができるようになるんですね。
今、家の中で悶々としてるのなら、ちょっとだけ重い腰をあげて、ハッピーな体験をしてきましょう。
なかなか、外にも出られない。今は布団の中にいて、「地獄の朝が来るのを待つばかりだ」
というひとは、呼吸法などを試してみましょう。
気持ちを変えられないのであれば、体の状態をかえることで、気持ちに良い作用を与えましょう。
カラダと心は密接に関わっています。
腹式呼吸で自律神経のバランスをを整えて、心身をリラックスした状態に変える
人の体は自律神経の働きにより、自然にバランスをとって最適の状態に保たれています。ですが、現代社会の様々なストレスにより、バランスが崩れると体に変調をきたすことがあります。
今のあなたは交換神経が優位かも
呼吸を整えることで、気持ちとカラダをリラックスさせることができます。
心理的、肉体的にストレスを感じると、呼吸が浅くなってきます。手に汗をかいたり、冷や汗をかくなど、心理面が体調にも影響を及ぼすことがありますよね。
こういった、ストレスを感じる場面では、交感神経が優位の状態になります。交感神経は闘争と逃走の神経ともよばれ、激しい活動を行っている時に活性化します。
体の緊張や、内臓への血流が抑制され、腹部に違和感を感じるなど、実感として体に変化を生じます。
会社に行きたくないという気持ちが体に出ている場合は、この交換神経が優位になっているかもしれません。そうすると、体が反応して、呼吸が浅くなり緊張したような状態になります。
この状態は、恐怖や不安と結びつきやすいため、結果として「嫌だなぁ」という感情がわきおこりやすくなることがあります。
ですからそれを、腹式呼吸により交感神経とは反対の、副交感神経と呼ばれる、リラックスした状態で活発になる神経を活性化させていくことで、負の感情を取り除きましょう。
複式呼吸で副交感神経を活性化
もしかしたら、呼吸法と聞くと、なんとなく胡散臭いと感じる人もいるかもしれませんね(笑)。しかし、呼吸法が副交感神経を活性化させることは、生理学的にも広く知られています。
あの大企業のGoogleでも、呼吸法のプログラムが開発されているそうですよ。
正しジョジョで言う波紋の力は使えるようにはならないので悪しからず。
腹式呼吸によって得られる、副交感神経が優位の状況では、交感神経とは逆で、心拍数や呼吸数がゆっくりになり、体が回復に適した状態になります。
ですので、呼吸法により、リラックスしたような効果が得られることになります。
この状態で脳波などを図っても、睡眠時や、リラックスしている時と同じような波形になるそうです。つまり、身体的な行動により、心理面をコントロールすることができるということです。
今のあなたの状態は、心理的なマイナス状態が体にも作用してしまい、なんだかい体調まで悪くなっているかもしれませんが、これとは逆に体からアプローチすればよかったわけですね。
すぐ気に気持ちを切り替えるのは難しいからこそ、気軽にできる方法で、体からアプローチして、そこから気持ちを元に戻していくということになります。
★注意
呼吸の際には、お腹を意識した複式呼吸が重要です。できるかぎりゆっくり呼吸することを心がけましょう。
参考サイト
http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/426/
一時的な嫌な気分については、これらによって、あらかたどうにかなったのではないでしょうか?
一方で、慢性的に会社に行きたくないと思っている方や、体に症状が出てしまっている方の場合は、上記の対応でも一時的に回復するかもしれませんが、結局同じことの繰り返しとなる可能性があります。
ですので、少し別のアプローチが必要です。
「会社に行きたくない」という気持ちが慢性的、継続的に続いている人
会社に行きたくない、または会社に行こうとすると嫌な気分になったり、身体的に反応が出てて来るまでになっているひとは、かなり危険な状態かもしれません。
慢性的に、「会社に行きたくない」という気持ちを醸成してしまう原因となるのが、先ほどの例の場合は、
- 最近上司との関係に悩み始めている
- 私生活でやりたいことがある
- そもそも仕事が自分に合っていない
- 周りの人とどうしてもうまく付き合えない
- お局に自分だけいびられている
- 軽い対人恐怖症
- 後輩になめられてる
- 見込残業がウザイ
などの、自分ではどうしようもない事である場合が多いです。
現在、毎日のように「会社に行きたくないな」と感じてしまっているのであれば、早急に現在の問題を解決するために、少しでも行動を起こした方が、今後のリスクを軽減できるかと思います。
ストレスは万病のもと。高血圧や、胃腸の疾患を引き起こしたり、そこから脳梗塞や、心筋梗塞などの疾病もつながります。
慢性的な「会社に行きたくない」問題への対処法について
慢性的に出社したくないという精神状態には、いくつかの原因があります。
原因の多くの場合が、人間関係や、仕事のミスマッチです。根が深いものはほぼこれらが原因といえます。
では、現状の辛い状況を変えるためには、どのような方法が考えられるでしょうか。
現実的な方法としては、
・移動願いを出して配属は部署を変えてもらう
・自分を変える。考え方や、働く姿勢を変えてみる
・問題を自分で取り除けないなら、カウンセリングを受けてみる
・転職を視野に行動を始める
などです。選択肢を一通り確認してみる必要があります。
最終的にどのような選択肢を選んでも、すべて確認した上でのほうが納得して行動に移せるようになりますよ。
移動願いをだして、配属や部署をかえてもらう
人間関係、仕事内容のミスマッチ両方の観点からも比較的有効な方法の一つです。
配属される事業所に、拠点が複数あり移動できる可能性があるのであれば、トライすることも検討してみましょう。
一発で解決することがあります。
現在の上司や、職場での人間関係が問題となっているのであれば、環境を変えれば問題そのものが解消されるケースが大半です。
しかし、現在の役職や会社の規模から考えて簡単には移動できないケースもありますので、ご自分の会社規模に合わせて検討をしてみましょう。
自分を変える。考え方や、働く姿勢を変える
環境や他人を簡単には変えることはできませんよね。
ですが、それに比べれば自分を変えることの方が、よほど簡単です。ですので、ここはひとつ自分を変えることも検討してみましょう。
たとえば、ビジネスマンの目標達成や、問題解決には『自分の影響が及ぶことにだけ取り組む』という一つの考え方があります。
人の気持ちを変えたり、周りの環境を無理に変えようとするのではなく、自分自身ができる行動から周囲の人や環境に影響を与えて変化させることになります。
あくまで、あなた自身ができる行動が1で、環境や周囲の変化は2です。
環境が、あなたの行動に従属するということです。
たとえば、上司との人間関係は、簡単に変えられるものではありませんが、上司が声をかけてきたときに、あなたの「受け答え方」を変えることはできるかと思います。
仕事をしている中で、自分の返事を思い返してみてください。意外と気の無い返事を返していたりします(笑)。
または、遅れている仕事や、取り掛かっていない仕事について、いつ上司に声を掛けられるかビクビクしていたりします。
こういった時に、つねに、自分から声を掛けたり、あえて明るくふるまって行動してみると思いがけず自体が好転することがあります。このように、
・上司のあなたに対する態度や、言葉
を変えようとするのではく
・上司や同僚に対する、ああた自信の受け答え方や、対応を変える
その結果、
・あなたに対する、上司や同僚の考え方が変わるのです。
イメージ湧きました?
人の持ちを変えよう、人とうまく付き合うように頑張ろう、なんて考えないでくださいね。
そうではなくて、実際のあなたの行動を少しずつ変えていくことが重要となります。
とはいえ、ある程度元気がないと、これは無理かもしれません。
ここまでギリギリ頑張ってきて、ヘトヘトとなっているあなたの場合は、もう少し手を変えて現状に対処していきましょう。
[br num="2"]
疲れてしまって、消耗していて、自分で問題を取り除けないなら
常に会社に対してネガティブな感情をいだいていたり、眠れない、食欲がないなど身体的にも辛い症状が出ている場合は、すぐに精神科や、心療内科を受診することをおススメします。
私自身、極度に追い込まれている時期がありました。岐路に尽きながら、何とかこのまま迷惑をかけずに消える方法はないだろうかと、本気で考えたりしていました。
自分でも相当まずいとおもい、カウンセリングを受けたことがあります。
会社とは利害の無い、あなたのことを100%受け入れてくれるカウンセラーさんに気持ちを打ち明けてみるもの、一つの現状を変える方法となります。
話しても無駄だと思うかかたもいらっしゃいますが、頭で考えていることを、100%受容してくれる人に話をするのとでは、その後の気持ちの整理の付き方に断然違いがありますよ。
くれぐれも一人で悩んでしまわないようにしてください。
転職を視野に行動を始める
残りの人生をかけて、その会社に骨をうずめる覚悟があるなら別ですが最終的には転職を視野に行動することも必要になってくるかと思います。
最近は転職も当たり前という風潮が強いですので安心してください。
私も経験がありますが、メンタルブロックが働いて、転職にはついつい及び腰になってしましますよね。
自分に転職は無理かもしれないと思っている人へ
全員が転職すべきとは言いませんが、ここまでお伝えした来たように、問題の根本にアプローチしたにもかかわらず、どうしても会社に行きたくないという気持ちが払拭されないのであれば、そもそも、仕事とあなたにミスマッチが起こっている可能性が高いです。
このまま働き続けて、最後には心や体の問題でドロップアウトしてしまうという人もたくさん見てきました。
自分の意志に関わらず会社から去らなければいけない状況になるリスクは絶対に取らないようにしましょう。
まだ、心とカラダが少しでも動くうちに行動してほしいと思います。
なかなか踏ん切りがつかないときは、「デキルorデキナイ」で考えず「そうありたいorそうありたくない」で考えてみる
できるかできないかで考えていると、気持ちの弱くなっている今では、どんなものにも「デキナイ」と悲観的になりがちです。
そんな時には、そうありたいか、そうありたくないかで考えてみてください。
毎日不安で、やる気がでず上司の顔色をうかがう毎日でありたいのか。そうではないのか。
逆に、毎日生き生きと働き、少しくらい大変でも仕事に誠意と満足感を持ている毎日でありたいのか。そうではないのか。
まずは、気持ちからスタートさせて、それを実現するためには何をすればよいのかを考えてみましょう。
いきなり高い壁は越えられません。小さいステップをたくさん作って、一歩でも1ミリでも前に進んでいきましょう。その最初の一歩が、会社に対しての、配置転換のアクションかもしれませんし、転職活動なのかもしれません。
[cc id=144 title="どうしようもない仕事への不安。それって診療内科より、転職カウンセリングかも?"]