今日もお疲れ様です!
せっかくの休日、しっかりリラックスできていますか?
実は、仕事に不安を抱え、休みに休んでいられないという人が意外に多くいらっしゃいます。仕事でミスを出したかもしれない。ミスをしていたために客先から連絡が来るかもしれないと、
- 不安でビクビクしている
- 電話が怖い
- 休みたいのに休めない
- 対処できるようにPCを持ち歩いてしまう
- 遠出できない
本当は、あなた自身しっかり休みたいなと思っているのに、休日に自主的にたくさん仕事をしてしまったり、身も心もすり減らしてしまってはいませんか?
休まないといけないことは、頭ではわかっちゃいるけど。
そう。頭では、このままじゃメンタルも体も悲鳴を上げてしまうとわかってはいるんですよね。また不安で仕方がなくて、自分は鬱かもしれないと考えたりしてしまします。
これまで、仕事でミスをだしてしまったりなかなか仕事を思うように進められていないと、結局不安が先行して休みも休めないんですよね。
休日にしっかり休めないと、仕事での悪循環を起こす原因に
休日に休めないことで、仕事に出ている疲労を回復できないまま、翌日を迎えることになります。肉体的には回復していても、精神的な疲労はどんどん蓄積していってしまいます。
あたまのなかで、常に仕事のことを考えてしまい、モヤモヤしてしまっているという状態にはなっていませんか?
リラックスした休息ができないと、鬱になる原因にも
たとえば、鬱などはリスクの典型と言えるでしょう。あなたの心配が現実的なモノになる可能性があります。
早朝に覚醒してしまったり、仕事場での頭痛や下痢、疲れているのに寝付けない,
眩暈などの症状が表れてきている人は、注意が必要です。
病院などで受診をしていないような軽度なうつまで含めると、推定250万にもの人がうつ病であると推定されています。
※厚労省:自殺・うつ病等の現状と今後のメンタルヘルス対策より
状況が悪化しないうちに行動しよう
仕事をしているなかでは、仕事上のミスだけではなく、社内での人間関係など、さまざまな事柄によりストレスを受けていますよね。
現在の、比較的動けるうちに、こういった問題に事前に対処をしておきませんか?
対処したくても、自分にはどうせ無理だと思ってしまう
あなた自身、今の状況をどうにかしたかったからこそ、ここまでもがいてらっしゃるのかと思います。
いままでも、この状況を変えるためにたくさん頑張ってきたのに、上手くいかなかったということはあるかと思います。
思い切って友人と会ってみたり、外出してみても結局気持ちは仕事に引き戻され。
お子さんがいる人であれば、休日は家族で外出をするでしょう。そうしているうちに、気づけば上司や仕事先からの着信がついていたり、ラインが入っていて焦った気持ちになったことは何度もあるのではないですか?
こういったいろいろな経験が良くない形で折り重なって、今のあなたの不安な心理状態を作っているハズです。
自分は不安症だから、どうせ無理だ、あがり症だから人前でしっかり話せない、自分に自信がないからどうせ、こういう風に考えてしまうのは、あなただけではありません。
あなたの同僚の、自信を振りまきながら仕事をしているAさんや、仕事にしびやな上司Bさんなども、心の中では多かれ少なかれあなたと同じような悩みを持っています。
立場が違うとそういったところまで、なかなか見えないから、自分だけが「ダメなんだ」と思ってしまわれるのです。
今の悩みは決してあなただけのものではありません。多くの人が乗り越えられたことなんです。
ですが、だた「頑張るろう!」だけでは乗り越えられないこともありますよね。ですので、今回の記事では、あなたの仕事に対する認知の歪みを少しだけ変える方法、つまり、ちょっとだけ新しい視点を持っていただけるようになるお手伝いが出来ればと思います。
まずは、なんで不安になってしまうのかを一緒に考えてみましょう。
そもそも不安になる原因は?
では、なぜあなたは休日に不安に陥ってしまうのでしょうか。その原因を考えるということは、問題を認識することにもつながります。
人の心理として、理解できないものや、把握できていないものに対して不安や恐怖を感じます。
霊的なものに恐怖を感じたり、他人が怖いなどはこの典型ですね。
休日に、仕事の不安を抱えている人に話を聞くと
「なんだか不安で」
という言葉は帰ってくるのですが、その根本的な原因がわかっていなかったりします。
だからこそ、実体のない不安がどんどん膨張してしまい、過度に精神が反応して大きな不安を呼び起こしているのだと思われます。
分からないものは、怖いし不安なのです。
不安の原因を顕在化する方法
では、あなたが今感じている不安を顕在化させて、客観的に認識する作業に移りましょう。
非常に簡単な方法ですが、問題を書き出すことには
- なんとなくの悩みが具体化する
- 何個悩みがあるのかがわかる
- 複雑そうな悩みが単純化される
などのメリットがあります。上記により、何となく自分のなかで大きくなっていた問題が、意外に小さなもんだったと正しく認識できるようになります。
自分の悩みをいざ人に相談しようと思って話していると、沢山の不安や不満があったはずなのに、意外にも口にできるものが少なく驚くことがありますよね。
頭に浮かんだもの全てを書き出して、頭にある不安の原因を探る
まずは、白い用紙とペンを用意してください。
普段使い慣れているものがあればそれが良いと思います。
次にタイマーを用意します。携帯のアラーム機能を利用しても良いかと思います。最初は15分で設定しましょう。
用紙は横向きで使います。広々使えるので視野が広がります。用紙の左上に、『仕事の不安・消したい悩み』と大きめに書いて、その下からこれに関する内容をどんなものでも良いので書き出していきます。時間で区切るとその分集中できますから、必ず15分計って実行しましょう。
文章でも、単語でも良いです。箇条書きにしていくと書きやすいと思います。
もっと書きたいなと思えば、さらに15分時間をセットして書いてみましょう。
意外にも書き出してみると大したことの無い内容だったり、不安を感じていたり、悩みについてどう取り組めばよいのかが見えてきたりします。
このように問題を、ご自身で認識するだけでも、随分と気持ちが変わりますので、トライしてみてください。
上記の方法は、不安があることを前提にした方法でしたが、そもそもの不安の原因になりやすいものを事前に取り除く方が確実です。
続いては、休日に不安を抱えている方への予防法をお伝えしたいと思います。
休日の不安への対処法!
ここでは、休日に仕事の不安を感じにくくするための具体的な予防策をご紹介していきます。
なるべくすぐに使える方法なので、一度試してみるとよいでしょう。
【予防法1】不安解消に一役買う!休日前日にやるべきこと
休日に入る前に、いくつかの項目を点検しておくだけでも休みに入ってから気持ちを落ち着かせることができます。例えば、以下について事前に確認しておくだけでも良いでしょう。
- 経費や、交通費の清算、報告書などの期日の確認
- 現在抱えている仕事の棚卸
- 仕事で問題が起こった時の流れの確認
経費や、交通費の清算、報告書などの期日の確認
毎月のルーティンや、定期的な報告など、期限が切られているものを休みの前にチェックしておきましょう。
休み明けにバタバタしそうだなという感情が残っているだけでも、休日中の不安を、むやみに増大させてきます。
また、各期日を把握しておくことで、頭の中で仕事の段取りができ、期日までのプロセスが明確になるため、「どうにかなるな」というプラスの感情を呼び起こしやすくなります。
現在抱えている仕事の棚卸
仕事の棚卸も、期日までのプロセスを明確することに一役買うでしょう。
前述したように、問題を顕在化することで、不安を取り除けるとお伝えしました。こういった仕事でも同様です。
現在自分が抱えている案件を並べて俯瞰するだけでも、仕事の全体像を把握することができるので、むやみに不安を広げることにはなりません。
仕事で問題が起こった時の流れの確認をしておく
仕事には、問題の発生がつきものです。大きな事柄から、小さな事柄まで様々ですが、ミスや問題が起こり、休日に連絡が来る場合の流れを確認しておくとよいでしょう。
そもそもの、気になっている案件があり、休日もおちおちしていられないという方も多いのではないでしょうか。
そういった場合、事前にその担当者とも話をしておき、休日でも連絡を入れてもらう、問題のレベルを確認しておくとよいでしょう。
どんな場合に連絡が来るのかわかれば、気持ちの準備をしておくことができます。
【予防法2】仕事を中途半端にしない!完了項目を増やしていく
中途半端になっている仕事が多いほど、不安を増長しやすいと言えます。
やるべき仕事がすべて完了しているのであれば、休みに気をもむこともありません。
ですが、そういっても、すべての仕事が短期的なものではありませんから、数日から数週間にわたって取り組む仕事もあるかと思います。
そのような中でも、時間のかからない小さな仕事から、なるべく多くのタスクを消化しておくと、メンタル的な安定を望むことができます。
タスクが10個のこっているのであれば、そのうち、1-2時間で完了できるものがあるのであれば先に終了させてしまいましょう。
最終艇に取組む仕事量は変わりませんが、やることが少なくなる方が心理的な負担は少なくなる傾向がありますよ。
【予防法3】自ら連絡を入れてみる
もう、どうしても休みの日に不安があるのであれば、職場に連絡を入れてみるのも手段の一つです。
特に、シフト制の職場では、あなたが休日であっても、職場は動いてますよね。だから休むに休めない状況もあるのかもしれません。
会社全体の休みが毎週土日できまっているのであば、自宅で仕事を進めていそうな後輩や同期に連絡をいれて話をするだけでも随分落ち着くものです。
待つのではなく、自ら積極的に確認をいれて、問題が無いことを把握して落ち着くことができます。
以上3つの予防策と対処をご紹介しました。すぐに試せるものがあれば、活用してみてください。
ここまで紹介したものは、一時的には効果があるかもしれませんが、あなたにとって仕事の問題がもっと根本的な深いところにまで根をはっているのであれば、その問題に働きかけないと、あなた自身が本当にまいってしまうことになりかねません。
どうしても不安が消えないときは、メンタル系のクリニックで相談も視野に
あなたのこれまでの頑張りが、すでに限界ギリギリに達している可能性もあります。
少しでも体調などに違和感を感じる状況があるのであれば、すぐにでも診療内科などクリニックを受信することをおススメします。
いま、仕事が出来なくなると困る人は多いかと思います。
家族や、親へのメンツもあるでしょう。
自分だけで解決できないのであれば、メンタルのプロに任せて、話を聞いてもらうだけでも、随分気持ちが安定しますよ。
最近では、カウンセリングが導入されている会社もあるくらいです。怪我をしたら病院に行くように、予防注射などを打つように、あなた自身の気持ちもケアしてあげましょう。
メンタルとかじゃなく、なぜか仕事を頑張り切れない人へ
どうしても仕事に愛着を感じられない、どうしても頑張り切れないという方もいます。
期限ぎりぎりにならないと、行動できなかったり、仕事中集中できずまさかネットサーフィンで時間を潰してしまうという人もいるかもしれませんね。
まさに、無気力の状態で、苦しいと感じている人もいるのではないでしょうか。
休日前は、あと少しで休日だとテンションもとても高いのに、休日になったとたんまた明日からの仕事のスタートに嫌気がさしてしまうという方もたくさんいらっしゃいます。
こういった場合は、そもそもの現状のお仕事について、あなた自身のキャリアについて検討する必要があるかもしれません。
そもそもその仕事、あなたに向いている?
どうしても仕事に集中できず、やりがいが感じられなくて無気力に陥っているという方は、そもそもの現職があなたに合ったものではない可能性があります。
もう、給料以外の目的で働いていない。つまり、お金のためだけに働いている状態になってしまっているのであれば、結局いつかは今のお仕事から離れることになる可能性が非常に高いでしょう。
たとえば、入社3年以内に転職をした人は、入社後半年から1年の時点で転職を考えていたというデータがあります。
入社3年以内に転職した人は、いつごろから転職のことを考えていたのだろうか。リクルートマネジメントソリューションズの調査によると「入社半年未満」は46.0%、「入社1年未満」では73.3%であることが分かった。
どうせ仕事をするなら、
- 自分のキャリアになる仕事がしたい
- 毎日ワクワク、生き生きと働きたい
- 同じ辛さならもっと給与の高いところで働きたい
このように考える日がいずれくるのであれば、その時期は早い方が良いかもしれません。
年齢的な問題もありますが、現状の気力が出ない状態では仕事のスキルも身に着きませんし、自身の仕事の流儀のようなものも生まれず、今の仕事のスタイルが悪い意味で身に着いてしまうことになりかねません。
崩れたフォームを修正する労力は、並大抵ではありません。
まずは、社内での異動ができないか、現在の職場で自分の希望がかなえられるかどうかについてしっかり確認や相談をしててから転職を検討するのでも遅くはありません。
いきなり転職サイトに登録はやめよう。社内での異動や、転職も含めて人と相談してみる
行動を起こすとはいっても、いきなり転職サイトに登録して、面接にいくというのもうまくいくはずがありません。
何故かと言えば、あなた自身がご自身の現在の環境を見回した時に、心から転職すべきだと考えられなければ、転職自体もうまくいくはずがないからです。
ですので、最初は人に相談することから始めてみましょう。
ネットと人では圧倒的にリアリティが違います。実際にあなた自身が、他人に対して「転職をするかもしれない」「転職したいのかもしれない」ということを口に出すだけでも、ご自身の漠然としていた気持ちが、グッと固まることもあります。
それは、転職をするという気持ちかもしれませんし、今の会社でしっかり頑張ろうという気持ちかもしれません。
転職を考えることを通して、今のお仕事としっかり向き合って上手くいったというケースもたくさんあります。
まずは、あなたが信用できる人に、相談をして話を聞いてもらいましょう。
相談できる人が周りにいないのなら
親や兄弟には心配を掛けたくない。友人にはメンツがあるからちょっと相談しにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
やはり、誰もが、仕事でバリバリ働いている姿を周囲には見せたいですよね。
また、そもそも社外の人ととのつながりは自然と薄くなっていってしまうものですので、相談したくてもすぐに相談相手を考えられない人もいるかもしれません。
もし、そういう状況であれば、転職のエージェントという就職支援をしてくれるサービスもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
転職支援のサービスですが、キャリアカウンセリングなどそもそも転職すべきかという相談にも乗ってくれます。
転職のプロですから、あなたの同じような悩みを抱えてこられた方と数多く面談されているので、何らかの方向性を示してもらえるはずですよ。
お仕事の悩みで、非常につらい中かもしれません。行動ができるのであれば、最初の一歩から踏み出してみてもよいのではないでしょうか。
[cc id=144 title="どうしようもない仕事への不安。それって診療内科より、転職カウンセリングかも?"]