こんにちは。
30代リーマン課長の管理人です。
最近新人に絡むことにはまっております。仕事はろくにできませんし、大人は苦手ですが、若い何も知らない新人たちと戯れることは比較的好きで、思いのほか信頼を勝ち得るシーンが増えてきました。
その中で、不安を抱える新人が、勇気をもって安心して仕事を上手く進められるようになった過程で、どうやらコミュニケーションを重ねることが重要な気がすることに気づきましたので、皆さんにシェアしてみようと思います。
新入社員の方にも、上司やその周辺の方にも参考になれば幸いです。
仕事に不安を抱える人々は、誇大妄想を抱いている
うわぁあああん。(ノД`)・゜・。仕事やだよう。怖いよう。不安だよう。
毎日こんな感じで、会社に行きたくなくなっている人は、上司や同僚と沢山コミュニケーションをしてみてください。しかし、ただ話せばよいというわけではありません。
あなたの頭の中で、もはや妄想と言えるほどのその悩みを正確に見抜き、消化可能な形にする必要があるのです。
一人で悩むと効率悪、、どんどん不注意になっていく
悩みを抱えている人が陥りがちなことは、自分一人でその悩みと向き合ってしまって、適切な付き合い方ができないために、逆に仕事に対する不安や悩みを肥大化させてしまうことです。
こんな状態で仕事しているのって、右を向いたまま左に進むようなもので、頭の半分で違うことに気を取られているから、さらにミスを誘発してしまうことになります。
だから、あなたの悩みを適切なサイズに切り分けてあげることが必要になるって話なんです。そのためには、やっぱり一人よりも、話し相手となる他者が必要になります。
人と話すことで、不安をどんどんサイズダウンさせていく!
自分の悩みって、とにかく深いですよね。深い深い穴の底から得体のしれない何かが迫ってくるような、しまいには何が不安で怖いのかわからないけど、なんだかあくせくしてるし、胸のあたりがモヤモヤするし、仕事行きたくないってなります。
だから、客観的な意見も必要だし、この巨大に見える不安の実態は大したものじゃないかも?と思えるような思考に戻してあげる必要があるのです。
では、どうして人と話すことがプラスになると思う?
【理由1】自分だけじゃないって思えるから
同僚や上司に相談してみたときに、意外にも同じような悩みを持っている人がいるものです。特に新人時代の悩みだったり、キャリアアップをしたときの悩みについては、前例がある場合が多いですよ。
上司に不満をいだいていて、自分だけ悶々としていると思ったら、同じように考えている仲間がいるかもしれません。
会社の方針や、仕事のやり方について、「納得できない」と感じてることも有るでしょう。そいういったことも自分だけじゃないと思えれば、随分気が楽になるものです。
私も、新人の頃にたまたま飲み会で仲のよくなった普段はあまり仕事では関わらない他部署の先輩と、どういう分けか意気投合し、その先輩の同期の方と3人で朝まで飲むという機会がありました。
そこで、かなり酔っぱらって、その時の上司の不満を延々話し続けてしまったことがあります。
この時ただただ、話を聞いてくれて、最後に「昔は俺もそう思っていた時期があるよ」と言ってもらえた時、スッと肩の力が抜けたのを覚えていますよ。
ですから、周りにどんどん甘えてみるも実は手だったりします。
【理由2】話していくうちに具体化されるから
人と話しているうちに、徐々に自分の不安が具体化されてきます。先日も、新人から相談されて、自分とまったく同じような不安にとらわれていました。
よくよく話を聞くと、本人にも何が不安なのかがあいまいでよくわかっていないようでした。
私も嫌というほど経験がありましたし、ある意味今もその状態ですが(笑)
実はこのとき、私はほとんど何も考えずに話し相手になっていました。そうなんだとか、フムフム、といった感じで話をきいていたのですが、この時彼は最終的に自己解決に至っていました。
最終的に、彼の不安の元凶となっていたことは、次月に控えている上司との面談についてでした。業務目標の進捗確認の面談で、現状成果が出せていないという事や、そもそもの目標項目が上手く設定できてないのではないかと悩んでいるというものでした。
この時は、「最近不安でモヤモヤしてるんですよー」と声を掛けられたところから始まり、私の方では、「そっかー、それはストレスだね。何でモヤモヤしてるの?」「どうしてそう思う?」「最近ヤなことあった?」「休みなにしてるの?」といった具合に何気なく対応してました。
そのなかで、休日の話に食いついてきて、休日ゆっくり休めないというような話に向かっていきました。普通に私は「なんで??」と聞き返したところ、この業務目標について、毎週休みの日に考え事をしてるとのことでした。
そのまま自然と業務目標の話になり、業務目標の作成についてのアドバイスをしたところ、最後には「めっちゃスッキリしました!」と言い残して去ってゆきました(笑)。ものの15分くらいの間です。
彼の中では、「不安な気持ち」と「業務目標の不安」がリンクしていなかったんですね。
マルチタスクが多くなりがちなサラリーマンの場合、今の自分の気持ちがどこから来るのかわからなくなることが良く起こります。
ですから、自分が今何に悩んでいるのか?という視点をもち、自分を客観的に眺めながら、同僚や上司と話をしてみてください。思わぬ答えが出てくると思いますよ。
【理由3】解決策を提示してくれるかもしれない
このパターンに出会えたらラッキーです。あまりないパターンですが、可能性はゼロではありませんよ。
それでもやはりしっかりコミュニケーションをとっていかなければ、この恩恵はうけられませんよね。
ですから、日々、上司の方や同僚などできる限り顔を話せば1分でもいいから、お話をしましょう。
「今日調子どう?」
とか
「天気いいっすね!」
などこんなレベルでOKです。
こういった小さいコミュニケーションだって立派に人間関係を育んでくれますよ。こういう小さな積み重ねをしていく中で、いろいろなモヤモヤする不安の解決につながると思っていてくださいね。
一方で、上司の方にも同じ事を伝えたいと思います。
部下からよりも、上司からの方が圧倒的に声をかけやすいですからね。上司になって、部下から日々の機嫌をうかがわれているようになってしまっていては、部下も声をかけにくいでしょう。
大人なんだし、感情で仕事をするのはやめましょう。(偉そうにすみません!m(__)m元嫌いな上司みたいな大人には厳しめです!)
仕事の不安にはコミュニケーション!のまとめ
本で読んだり就活したりして、「コミュニケーションて大切だ~」と言葉としては分かっているかもしれません。
だけど、実行してみればわかりますが、コミュニケーションには思わぬ力が潜んでいます。あなたが今問題だと思っている多くのことを解決でいる可能性を秘めていますよ。
ただし、どうしても今の会社のなかで仲間を作れなかったり、上司との関係が上手くいっていないのであれば、人事の方や、その他仕事上で利害の発生しない人に相談をしてみても良いかもしれません。
まったくコミュニケーションが取れない職場となると、悩み以前の問題で、さすがに仕事に支障をきたしますからね^_^;
ただ、転職を検討する、または検討しているのであればそこは慎重になりましょう。自分からアクションを起こすことで人間関係が回り出すことも有ります。
まっとうな会社なら、しっかり頑張っている人を応援してくれるはずです。
ただ、どうしてもつらくて、毎日にげだしたくて、不安な気持ちがいっぱいで、つぶれてしまいそうだったら、すぐにでも転職を考えてもいいと思います。自分がつぶれてしまったら、仕事どころではないですからね。
一時的に今の仕事から離れた方が良い方、そもそものミスマッチを起こしており、転職して大正解という方もたくさんいらっしゃいます。
まずは、自分がつぶれてしまわないということを優先しつつ、転職するかどうかを検討してみてください。
[cc id=144 title="どうしようもない仕事への不安。それって診療内科より、転職カウンセリングかも?"]